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BANKIN通信

BANKIN通信 #5

2026年8月

メールマガジン第5号は、変化の激しい時代における日本の中小製造業が持つ本来の強さと、その力を活かして「強い現場」をともにつくっていくためのキャドマックの取り組みについて、代表取締役社長がお伝えします。

残暑お見舞い申し上げます

― 変化の時代だからこそ、「強い現場」をともにつくる ―

株式会社キャドマック 代表取締役 髙垣内 昇

残暑お見舞い申し上げます。
今年の夏も各地で厳しい暑さが続いており、ものづくりの現場を支えておられる皆様におかれましては、日々大変なご苦労をされていることと存じます。
まずは、日頃よりキャドマック製品をご愛顧いただいておりますこと、心より御礼申し上げます。

さて、今年7月に中小企業庁から公表された『2026年版 中小企業白書』では、「現状維持は最大のリスク」という印象的なメッセージが掲げられています。人手不足、物価高、賃上げへの対応など、私たち中小企業を取り巻く環境は、ますます厳しさを増しています。これからの時代は、従来のやり方を守るだけでなく、生産性を高め、付加価値を生み出し、「稼ぐ力」を強化していくことが求められています。
また、米国の新たな関税政策や各地域で続く地政学的な緊張は、サプライチェーンや設備投資の判断にも少なからず影響を与えています。板金業界においても、お客様の発注動向、原材料価格、輸出入環境など、これまで以上に外部環境の変化を意識せざるを得ない状況になっています。

しかし私は、このような時代だからこそ、日本の中小製造業が持つ本来の強さが発揮されるのではないかと考えています。
日本の製造業には、長年培ってきた確かな技術力があります。現場には、経験に裏打ちされた判断力があり、お客様ごとの要望に柔軟に応える対応力があります。こうした強みは、大規模な設備や資本だけでは決して代替できない、大きな価値です。

一方で、その強みを持続的な競争力へと高めていくためには、人に依存しすぎない仕組みづくりも欠かせません。人手不足が常態化するこれからの時代においては、経験やノウハウをデータとして蓄積し、デジタル技術を活用して共有し、生産性向上につなげていくことが重要です。
私はこれまで、AIやSaaS、そして「職人の暗黙知」のデジタル化についてお伝えしてきました。これらは、単なる流行の技術ではありません。限られた人材で高い品質を維持し、変化に強い企業体質を築くための有効な手段であると考えています。

キャドマックは創業以来、「現場で本当に役立つこと」を第一に考え、製品開発を続けてまいりました。これからもお客様の声に耳を傾けながら、設計から製造までの業務を支えるソリューションを提供し、日本のものづくりが持つ力をさらに発揮できる環境づくりに取り組んでまいります。
先行きが見えにくい時代だからこそ、変化を恐れるのではなく、変化を活かす企業が、次の成長を実現していくのだと思います。
キャドマックはこれからも、お客様の現場に寄り添い、ともに未来のものづくりを創るパートナーであり続けます。

厳しい暑さはまだ続きます。皆様におかれましては、どうかご自愛いただき、ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

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